最初の麺テスト:日本で本物のナムディンフォーを創る
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最初の麺テスト:日本で本物のナムディンフォーを創る

2025年03月09日

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最初の麺テスト:日本で本物のナムディンフォーを創る

米の壁

Phở Cồの核心—そして素晴らしいフォー全てに共通する—は麺です。妥協は許されません:麺は完璧でなければ。ナムディンの本物のフォー麺は平たく、適度な歯ごたえがあり、熱々のスープで崩れない強さが求められます。その鍵は?米です。

ベトナムでは簡単です。長粒で非粘性の米—いわゆるインディカ種—を使います。アミロース含有量が高く、これが硬くて粘らない麺を作ります。でも日本では事情が違います。ここでは短粒のジャポニカ米が主流—粘りが強く、アミロースが少なく、寿司には最高ですが、フォーには不向き。本物のナムディンフォーを東京で再現するには、まず米探しからです。

東京で米を求めて

日本の米は無理だと分かっていたので、新宿駅近くのタイ・アジア食品店へ。そこは故郷の味を求める人々のオアシスです。見つけたのは、ベトナムで馴染みの「Golden Phoenix」と「Three Ladies」のタイ産ジャスミン米2袋。香り高く、アミロースも十分—フォー麺の第一歩にぴったりです。

実験:米から麺への挑戦

初挑戦の流れはこうです:

  1. 米を浸す:ジャスミン米を冷水で12時間浸し、柔らかく。キッチンにほのかなナッツの香りが漂いました。
  2. 洗い流し:翌朝、水を切り、水が透明になるまで何度も洗う。余分なデンプンを落とし、粘りを防ぎます。
  3. ブレンドの壁:家にあるブレンダーで生地作り。10分回しても小さな粒が残り、困りました。細かい網で濾しましたが、ざらつきが。教訓:強力なグラインダーが必要です。
  4. 生地を休ませる:30分置いて泡を抜き、デンプンを沈め、より滑らかに。
  5. DIY蒸し:プロの蒸し器なしでも大丈夫。100円ショップの綿布を鍋に張り、蒸気を上げました。まるで故郷の温もりです。
  6. 厚すぎ失敗:最初は生地を多めに。5分蒸して出てきたのは厚くて脆いシート—すぐ崩れました。初心者のミス!
  7. 薄く成功:次は少量を素早く薄く広げ、5分後、透明で歯ごたえのあるシートに。完璧じゃないけど、ナムディンに近づきました。
  8. 乾燥ミス:シートを吊るし、扇風機で急がせました。スペース不足で早めに重ね—大失敗、べたべたに。
  9. 結果:切るとくっつき合い、スープではバラバラ。目指す弾力とは程遠い、初回は美味しき失敗でした。

教訓と次の一手

完璧には程遠いけど、収穫は大きかったです:

  • 道具強化:ブレンダーでは無理—米グラインダーが必須。
  • 薄くが鍵:少量を素早く広げるのがコツ。
  • 乾燥完璧に:重ねる前に完全乾燥—新しい方法を考えます。
  • 米探し継続:ジャスミン米は良いけど、他の長粒米で試してみます。
  • 比率調整:水と米のバランスを微調整。

次は麺テスト#2。グラインダー入手、蒸し器改良、米の新候補を試します。日本で本物のナムディンフォー麺への道は続きます—乞うご期待!

麺作りでどんな工夫しましたか?下で教えてください!

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